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「おうち英語」の最前線BLOG 日々是英語

プレイリストを作る際の注意点

この記事では、“おうち英語”を実践するのに重要な「プレイリストを作る際の注意点」についてまとめています。

プレイリストを作成する前に
必ず目を通してくださいね📀✨

このブログをお読みの皆さんは、既に“おうち英語”というものは知っていて、お子さんに「“おうち英語”で英語を習得(・・)して、バイリンガルキッズになってもらいたい!」と考えていることと思います。

“おうち英語”によってお子さんに英語を習得してもらうために、ママが最初にやるべきことは、「どうすれば、質の高いインプットをお子さんにしてもらえるのか」について考えることです。

当然、プレイリストを作るのも、「英語の“単語”や“センテンス”の質を高くインプットをしてもらう」ことが目的です。

今回のテーマは、このプレイリストを作るにあたってのある注意についてなのですが、

そのお話をする前に、

なぜプレイリストを作る必要があるの?

という疑問に簡単にお答えしておきますね😸

プレイリストとは、好みの曲をまとめておけるフォルダで、プレイリストを作っておくと、そのフォルダ内の音楽だけをリピートして聞くことができるようになります。

プレイリストを作る目的

“おうち英語”では、ご家庭で、英語のDVDや音楽を掛け流すことによって、お子さんに母国語を習得するのと同じように英語の“単語”や“センテンス”をインプットしてもらうのですが、

実は、その際、

単に漠然とDVDや音楽を掛け流しても、
お子さんに上手く英語をインプットしてもらうことはできないんです😿

なので、ママはうまくプレイリストを作って、インプットしてもらいたい内容を明確かつ具体的にして掛け流しを行い、お子さんの英語習得をサポートする必要があるんです。

例えば、ママは“おうち英語”の取り組みをする際に、「『what』という“単語”を習得してもらうために掛け流しを行う」というように、インプットの内容を具体的に設定します。
それを実行するために、「プレイリストを活用して、『what』が出てくる曲をまとめてリストを作り、「what」について集中して掛け流しを行う」ということが大変有効な方法となります。

 

さて、いよいよ本題です。

プレイリスト作成の注意点

“おうち英語”に限らないと思いますが、何かをなすためには一生懸命考えなければなりません。

一生懸命考えるママが陥ってしまう罠🕳️😖

しかし、“おうち英語”では、「プレイリストを作って“おうち英語”を実践しよう!」とやる気のあるママであればあるほど、恐らく、

せっかく「what」のプレイリストを作るのであれば、
✅疑問文で使う場合のwhat
✅感嘆文で使う場合のwhat
✅関係代名詞で使う場合のwhat
などを分けて、細かくカテゴライズしたプレイリストを作ろう!

と考えて、一生懸命カテゴライズしたプレイリストを作ってしまいがちではないでしょうか?

しかし、

細分化されたプレイリストは
作ってはいけません!!

お子さんに質の高いインプットをしてもらうためには、カテゴリーを細分化するのではなく、同じ単語については、異なる用法で使用されていたとしても、同じプレイリストにまとめて作らなければいけないんです!

このようなお話をすると、

細かく分けてプレイリストに入れないと、うちの子が単語の使い方が分からなくなるんじゃ……?

と不安を覚える方が、大勢いらっしゃると思います 😿

このような不安はどこから来るのだと思いますか?


それは、私を含む多くの日本人は、「疑問文」、「感嘆文」、「関係代名詞」など、それぞれ違ったテーマの文法として「what」を学んできたために、お子さんに対しても「同じ単語は同じ使い方をする場面をまとめてあげた方が、単語の使い方を分かってもらえる」とか、「色々な使い方を一度に入れてしまっては、使い方が分からなくなってしまう」などと考えてしまうからなのです。

また、もしかすると、「細かく分けてそれぞれの達成度をチェックする方が、ママがチェックしやすい」ということで、カテゴライズしたプレイリストを作りたいという考えもあるかもしれません。

しかし、プレイリストはこのような「親の不安」や「親がチェックしやすい」といった親の視点から作るべきではありません

なぜだと思いますか?
一緒に考えてみましょう😸

“おうち英語”インプット期の考えの出発点は

母国語方式とは何か?
質の高いインプットをしてもらうには、どうしたら良いのか?

です😸

母国語方式によって言語を習得するうえでとても大切なポイントは「(無意識的な)自らの気づき」です。
異なる用法で使う場合でも、同じ単語を同じプレイリストにまとめなければならない理由は、一つの単語にも色々な使い方があるということを、お子さんに「(無意識的に)自ら気づいてもらう」ようにするためです。

このような(無意識的な)自らの気づきの積み重ねが、いつの間にか立体的で重厚な単語の理解となっていくのです。

なので、ママの任務は、お子さんが(無意識的な)自らの気づきができるように「意識的に」その環境をセッティングしてあげて、後押しすことなんです。これが質の高いインプットをしてもらうということに繋がっていきます。

《スタッフ談2》  

 ある単語に多義的な使い方があったとしても、その多義的な意味は共通する語源から派生している場合も多いですし、「同じ単語については、違った用法も含めて多角的に知ることで、その単語を理解できるようになる」というのはなるほどなと頷けるものと思います。

 例えば「spring」という英単語には、「春」、「ばね」、「泉」といった複数の意味があるのですが、これらの意味は「springの持つ語源(=湧き出る、はじけるもの=ギューっと縮めて、パッと飛び出す)」から派生して現れたものです。

 このような語感までも含めて無意識的に理解するのが母国語方式による言語習得です。


 私が高校生時、こんなことがありました。

 私のクラスには帰国子女の友だちがいたのですが、この友達、多義語として有名な「as」の使い分けが全く分からずに試験で間違えていたのです。
 
 どのような問題だったのかといいますと、

(問1)
 次の用例で用いられている「as」と同じ用法で使われている「as」を選択肢の中から選びなさい。

(用例)
 As I got better at baseball, it became more interesting.

(選択肢)
 ア As the weather is nice, let’s play baseball.
 イ As I said, you can do it.
 ウ He works as a baseball player.
 エ As time went on, I became able  to speak English better.

こんな感じの問題でした。

おそらく、その友達は 、

(問2)
 次の英文の括弧には共通の英単語が入ります。その英単語を答えなさい。
 
 ア (   ) I got better at baseball, it became more interesting.
 イ (   )the weather is nice, let’s play baseball.
 ウ (   ) I said, you can do it.
 エ He works (   ) a baseball player.  
 オ (   ) time went on, I became able to speak English better.

というような問題であれば、間違えずに「as」と解答できたのだと思います。

 しかし、幼少の頃より長年アメリカで生活をして母国語として英語を習得しているものですから、「as」の用法の違いなど考えたこともないまま、「as」の使い方を身に付けていたために、(問1)のような問題は全く意味が分からなかったのだと思います。  
(なお、友達の名誉のために後日談を付け足しておくと、この出来事は高校1年生の時のエピソードでして、その後、難なく「受験科目としての英語」を身に付けたその友達は、無事に日本のトップの私立大学に一般受験をして合格しています。)  

 これから“おうち英語”を始める親御様は、是非「母国語方式による英語習得」と「学校教育による勉強としての英語」の違いについて、最初にイメージしておくと良いかと思います。

まとめ

幼児期に、感覚的に吸収し忘れないレベルにまで身に付けた言葉は、成長してからも感覚的に使いこなせるようになります。

“おうち英語”を実践するには、文法的な意味は「説明しない」ということが大切なのですが、あえて疑問文や感嘆文や関係代名詞の「what」を同じプレイリストに入れるなどして、「“単語”や“センテンス“を感覚的に使いこなせるように促す」ことも非常に大切なんです。

【母国語方式による言語習得過程】
・まずは、言葉の持つ大まかな感覚を身につける。
・その後“いつの間にか”その言葉の細かな使い方が分かるようになっている。

《ゆめママ談1》

 私の娘のゆめは、年長さんのときに英検4級に合格したのですが、英検「対策」をしていた際、「英語を感覚的に使いこなせているな🐱」ということを実感する出来事がありました✏️💭
 
 文章中の空白となっている部分を選択肢の中の言葉を選んで埋めるような問題が出てきた時のことです。
ゆめは、「これが入ると気持ちいい!!」とか「それ以外は何かおかしい😿」 といった具合に、自分の中に構築されている言語感覚で正解の選択肢を選んでいたのです!

「この文法は関係代名詞だから、正解は〇〇だ」という風に、頭で理屈を考えて答えを出していたわけではありませんでした。

 英文法を全く知らない5歳になったばかりの子が、中学二年生レベルの英語の文法問題をスラスラ解いてしまうのは、感覚的に英語を身に付けているからです

 そしてこれは決して私の娘に限った話ではありません✏️
 
 ベスティで学んでいただいているご家庭の多くのお子さんが、英語ネイティブスピーカーのような言語感覚を持っており、試験対策をせずに英検に合格しています!

こうした英語力が身につく理由は…

✅文法を学ばず
✅満遍なく、感覚的に
✅自ら自然に気づいてもらうこと

を徹底して“おうち英語”を実践していることにあります。

以上、この記事で述べたようなことに気をつけながらプレイリストを作ってもらえると、お子さんが母国語的に英語を身に付けやすくなると思います😸

私もまだまだ頑張っていきますので、これから一緒に頑張っていきましょう!


おまけ‐その後に残る“おうち英語”の課題‐

~課題解決のために必要不可欠な文法~

ところで、このようにして母国語的に英語脳を養っても、「おうち英語の課題」はまだ残っています😿

感覚的に養われた英語の力の裏側には、
大きな落とし穴🕳️があるのです。

それは、「英語に全く触れない期間」があった場合に、直ぐに「英語を忘れてしまう😿」という落とし穴🕳️です。

感覚的に身につけた英語は、その後もきちんと正しく英語に触れ続けることができれば、ネイティブスピーカーと同レベルに英語を使いこなせるようになる一方、触れ続けることができない期間があると、簡単に忘れてしまうんですね🙀

また、小学校に入学すると、お子さんは飛躍的に知識を吸収していきます。

ほとんどのご家庭では、多くの知識を日本語で吸収していくと思うのですが、小学校に入学後、様々な勉強が進んでいくと、日本語力と英語力に差が生じてしまうこともあります💦

この「言語力の差」ができてしまうと、簡単な日常会話レベルであれば英語で感覚的に話せても、少し難しい話題になった途端に、

✅日本語で話した方が話しやすい
✅混み入った話は英語では話せない

という事態を生じさせてしまいます💦

こういったことを懸念して、

「こんな風になるのであれば、幼児期に英語がペラペラになっても無意味だ」

と思う親御様方もいらっしゃいます💦

でも……

『ある方法』を使うと、母国語方式で培った感覚的な英語力を忘れずに保存しておけるようになるんです!

実は、その方法が、

「文法を学ぶこと」なんです!!

今までこの記事で述べてきたことと矛盾しているように思われるかもしれませんので、話を整理させていただきますと、

「文法は勉強しないようにする」というのは、未だ感覚的に英語を話す能力を身に付けていないインプット期の段階にある乳幼児が、英語を話す能力を身に付けるためのものです。

「文法」は、感覚的に英語能力を身に付けた後、その能力を保存するために重要な役割を果たすんです。

感覚的な英語能力は、主に「右脳」を活用して養われます。

そして、文法(理論や根拠)は、主に「左脳」を使って理解をして記憶されます。

不正確な言い方だと思いますが、誤解を恐れずに言いますと、

「右脳」を使って覚えた(・・・)ことは、忘れやす

忘れないように、記憶の定着を図るには、「左脳」を活用すべし

ということです。

思い起こすと、右脳教育を行っていたゆめは、昔、円周率を100桁ほど暗唱できていたのですが、最近では円周率をどうやら忘れてしまっているようです。

では、英語の文法は
いつ学ぶのが良いのでしょうか?

具体的なタイミングとしては、

・英語を使って不自由なく日常会話ができるようになってから
・小学生になってから
・英語の文章が読めるようになってから

がオススメです😸

“おうち英語”は

・感覚的に英語を習得し、英語で自然に会話ができるようになる
・その後、英文法を学び、既に持っている英語の感覚に理屈を結びつけ、理解をしながら英語脳の定着(保存)を図っていく

という流れで英語を習得していくことになります。

《ゆめママ談2》

 このようにして、感覚に理屈が伴うようになるとネイティブのような鋭い言語感覚が定着し、いよいよ「一生ものの英語力」になります!

  一般的には、10歳頃までに年齢相応の英語力を身に付けていれば、その後「大人の英語力」を実らせる土壌ができ上がっているといわれています🌱
 
 日本語に置き換えて考えてみても、0〜5歳頃までにある程度の日常会話を感覚的に話せている状態で6歳からの義務教育が始まりますし、その後10歳頃になれば、大人と対等に会話をすることができるようになりますよね。
 
 同じように、英語でも10歳頃までに継続して英語に触れ続け、年齢に相応な英語力を身に付けていくことが理想です。

 なので、娘が7歳(2025年1月現在)の我が家の“おうち英語”もまだまだ道半ば🏠💭

 「一生ものの英語力」を養ってもらうためにも、少なくともあと3年は、試行錯誤を繰り返しながら、私もゆめの英語力を維持向上できるようにサポートを続けていこうと思っています。
 
 これからこのブログ‐日々是英語‐では、“おうち英語”をマスターするうえで必要な情報を発信しながら、“おうち英語”で育った子どもたちのリアルなども随時お伝えしていきたいと思っています!
 
 皆さん、どうぞよろしくお願いいたします📝

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