- Summary of correct and incorrect English expressions -
0:13-0:17
【誤】 I know you love to play in barefoot.
【正】 I know you love to play barefoot.
[Explanation]
動画中では何が誤りなのかが分かりにくくても、上記を見れば一目瞭然のとおり、 “in”が付くかどうかで、正しい英語表現なのかどうかの違いになります。
but,単に「“in”を付けたら誤りだ」ということではなく,「なぜゆめちゃんは“in”を付けたのか?」ということまで周りの大人たちは思いを馳せなければなりません。
そこで、辞書や参考書を用いて調べを進めてみると、【in+名詞句】の形で「〜の状態で」という意味を表すということが分かります。
このような表現は、例えば、in anger(怒って)とか、in good health(健康で)などという形で使われます。
おそらく、ゆめちゃんは【in+名詞句】のこのような意味を感覚的に理解し、身に付けているために、「裸足で」という意味を表すのに「in barefoot」という表現を使ったのだと思われます.
ところで、次に、barefootという単語も辞書で引いてみると、「素足の状態で」という意味があり、「この単語そのものに裸足の状態を表す意味が含まれている」ということが分かります。
そのため、「in」を付けた「in barefoot」という表現は、正確な英語表現ではない、ということになるわけです。(なお、私が用いた辞書には「裸足で歩く」を意味する表現として「walk in feet=walk barefoot(ed)」との記述がありました。)
このような現象は、日本語でも見られるもので、例えば、「赤い虫」とか「青い虫」という表現、つまり「色+「い」を付けることにより形容詞化+名詞」の表現を感覚的に覚えた子どもは、緑色の虫を発見した時に「緑い(みどりい)虫」と言ったりしますよね。
今でもゆめちゃんは「ピンク色の」という意味で「ピンクい」と使っています。
このような「過ち」は、「単に間違った表現をしている」のではなくて、むしろ「“in”や“い”を使った表現を感覚的に理解しているからこそ起きる過ち」that's why,母国語として言語を習得する過程での言わば必然的に起きる過ちThat's it.
1:16-1:21
【誤】There’s three neurons, 1, 2, and 3, see?
【正】There are three neurons, 1, 2, and 3, see?
[解説]
ここの箇所については、皆さんもお分りのとおり、「主語が単数形の時に用いるbe動詞」と「主語が複数形の時に用いるbe動詞」は異なるということです。
ゆめちゃんレベルの英語を操る能力があっても、中学1年生で習うようなbe動詞の活用があやふやということは母国語方式として英語を習得するということがどういう意味なのかを考えるための良い題材と思います。
2:13-2:14
【誤】This is the motor.
【正】This is the motor neuron.
[Explanation]
ここは、ゆめちゃん的には、省略をしてみたといったところでしょうか。
2:38-2:41
【誤】and then, this is where the most bad part begins.
【正】and then, this is where the worst part begins.
[解説]
この誤りは、特に興味深い誤りと思います。
私たちは「badの最上級はworstだ」と習いましたが、ゆめちゃんは「the most bad」と表現しているわけですね。
この箇所では、ゆめちゃんが、「『最も悪い』という表現をしたい!『最も』を言いたい時には『most』を使うんだ!」と母国語的(感覚的)に理解していることが分かります。
2:46-2:50
【誤】He is looks like a bridge! Oh my god!
【正】He looks like a bridge! Oh my god!
[Explanation]
ここも、こういった文章においては、be動詞と一般動詞を併存的に使用しないということなのですが、ゆめちゃんはまだあやふやなようです。
3:21-3:25
【誤】You can protect your bottom of your feet.
【正】You can protect the bottom of your feet.
[Explanation]
「your bottom of your feet」と「your」を2度使用している点が誤りです。
「あなたの足のあなたの裏」という必要は無く、「日本語でも単に『あなたの足の裏』と言えば良いだけですよね」と言われると分かりやすいかと思います。
文法の誤りについてのベスティの見解
英語を勉強されている方はお分かりのとおり、動画の中でゆめちゃんが話している英語には、いくつか文法の誤りが見られます。
しかしながら、ベスティでは、子どもたちが「直ぐにきちんとした英語(いわゆる「日本の受験における正しい英語」)」を使いこなせるようになることを目的としておりません。
「ここには“the”をつけなければならない」とか「ここに“in”があるのはおかしい」といったようなことに重きをおき、いちいち指摘をして直させようとすると、子どもたちがせっかく英語を楽しく学んで積極的に英語を使おうとしているのに、かえって英語を使うことを萎縮させて子どもたちが英語を嫌いになってしまうと考えているからです。
また、それ以上に重要なことは、ベスティでは、日本語と英語のバイリンガル子育てをするにあたって、子どもたちには母国語を習得して活用していくのと同じように、英語も「自然に、感覚的に、活用しながら習得していく」ことを目指しているからです。
子どもに対して、大人がいわゆる正しい文法で話させることを重視してしまうと、子どもたちは、私たちが日本語を自然に、感覚的に習得し、使いこなせるようになったような感覚的な言葉の活用の仕方を学べなくなってしまいます。
むしろ、ゆめちゃんがネイティブスピーカーと同じように英語を話せるようになってきて、現在進行形で英語の能力がグングン伸びているのは、このようにネイティブの日本語話者が日本語を習得する過程と同じように、英語を吸収し「感覚的に言葉を活用させることができているからこそ」と考えています。
なので、ゆめちゃんに対して英語の誤りを直接正すことをしません。
子どもが話す言葉なんだから間違えていることなんて当然ですし、むしろ、今の現状からどのように英語を使いながら成長して、英語表現の修正や改善がなされ、大人の英語になっていくのか、ゆめちゃんの成長過程をみるのが本当に楽しみです。